海運でのIoT+ブロックチェーン活用を考える「香港 CHAIN OF SHIPPING」報告会をしました

12月はじめに時々参加しています勉強会にて11月下旬にに香港の湾仔(ワンチャイ)で開催された「香港 CHAIN OF SHIPPING」について報告する場をいただきました。Ethereum Hongkong Meetup のスペシャル版として開催され、香港上環をベースに活動する CHAIN OF THINGS 社が主催。会場は約60-80人程の参加者で占められ、ブロックチェーンの専門家、貿易・運輸に関わる専門家、メディア関係者、投資家など様々な人々が集まっていました。

ミニカンファレンスのテーマである「CHAIN OF SHIPPING」とは CHAIN OF THINGS 社が掲げるプロジェクトの1つでもあり、SHIPPING (ここでは海運と和訳します)分野においてブロックチェーンとIoT( internet of things )をどのように活用するかについて、複数のプレゼンがありました。会場でお会いした香港のTV局プロデューサーのメリッサさんからインタビュー Youtube 映像を紹介いただき、整理されていてとても参考になると思います。

私自身は馴染みの薄い「SHIPPING」分野でしたが、発表者たちのプレゼンや他参加者と交流する中で様々なことを知りました。深い天然の港湾を抱える自由貿易港である香港は、複数の港湾から構成される天然の港であり、1989年から2006年頃にかけてコンテナ取扱量において世界第1位港湾の地位を保持。2008年のリーマンショック以降その取扱量は伸び悩み、上海およびシンガポールをはじめ複数の港湾に抜かれている状況下、港湾や海運事業のウェイトは大きく、ブロックチェーンを含むIT技術での課題解決が期待されているようです。

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